「隆起する谷」展 初日
径20cmの使いやすいサイズ感と、程よいリムの立ち上がりが持ちやすさに加え、汁物にも対応できるように工夫してみました。
角皿は写真のものはかなりキレイな形を保っていますが、個展会場では揺らぎが加わったリムのおかげか柔らかな印象のモノも多数混じっています。
型からつくられて元の形は同じお皿であったとしても、高温による熱の働きによって色と形にけっこう幅が出てくるので、実際に手にとってお好みの一枚を選んでいただけたらと思います。
新作のボトルベース。
右奥に少し前に発表した花器が写っていますが、このボトルベースシリーズは、たまに花や植物を頂いた時に、家でちょうど良さそうな入れ物を探しているときにあったら便利なサイズとして考案しました。
さらにニュートラルな雰囲気の花器であってほしいということで、何か別の用途を彷彿とさせる雰囲気を大事にしています。
今回の手前に写っている新作は少し大きめです。
蓋が元々別であったような口元の処理が、ある種の未完成感を生み出しています。
その余白はまさに花を入れたときに説得力が出るような意図が含まれています。
今回は西別府久幸さんに添え花をお願いしました。
作者の意図を説明なしに汲み取ってくれた作品に仕上げて頂きました!
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飛松陶器展 ー 隆起する谷 ー
2016.12/19(mon)-12/25(sun)
12:00-19:00 (最終日は16:00まで)
トークイベント 12/20(火) 19:00〜
※イベント申込みはギャルリーワッツまで
*写真 : 白石和弘
*添花 : 西別府久幸
*協力(新作皿) : 山食堂
ギャルリーワッツ
東京都港区南青山5-4-44 ラポール南青山103
shino@wa2.jp
※初日と最終日は常に在廊しております。
その他の日も極力いるように調整中ですが、15時以降は確実におります。
ランプシェードをお考えの方は夕方以降がオススメです。
作家在廊日
初日と最終日は終日。
その他の日は15時以降からギャラリーに居ります。
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