1.29.2014

ついに新作の初鋳込み

展示がもうすぐそこまで迫っているので少々焦ってはいますが、だからこそ丁寧に石膏型を仕上げることに集中しました。
クオリティだけは保たないとやる意味ないので。






そしてついに鋳込みです。
ランプシェード用の泥ショウはケイ素がかなり多めなので硝子に近く、その分窯の中で歪みやすかったり、乾燥で口に亀裂が入りやすかったりと可塑性のなさが難点。
自分なりに他の磁土とブレンドした泥ショウを使います。


更に水分を吸う時間も恐ろしく短い。
石膏の水分量を調整しないといけません。


余分な泥ショウを廃泥して少し落ち着いたら口を処理。
このまま一晩寝かせます。







次の日ついに生まれました!







もうひとつのバリをデザインした方も。





まだ本焼きしていないのにこの時点で自分はもうすでに達成感に満たされています。
無理もない。
子供が社会人になる時よりも産まれた時の感動の方が大きいんです。




ここから素焼き、施釉、本焼きで完成です。普通は焼成後の窯出しこそが赤子を取りだすことに近いんでしょうけどね。


僕は型モノが好きだということです。


1.23.2014

展示に向けて一気に早巻き進行中

展示が決まってからは時計の針がどんどん早くなってく気がします。

取り急ぎ手をつけなければいけないものを整理して、今回はLightwareが中心になるので新作を2つ追加して合計6点を浮かべることにしました。



新スタジオに移ってからコツコツ進めていたこの2つの原型を仕上げて石膏型取りにはいります。







なんかリンゴみたいに見えますね。




同時進行で写真撮影、DMデザイン、ロゴ、名刺を親友のグラフィックデザイナー岩島昭子さんや写真家の成田小夜子さんに依頼しました。




忙しい中の無茶振りに対応してくれる戦友がいると本当に助かります。

それにしても写真家が見ている世界観にはいつも驚かされます。
カメラのもつ性能が写真家の肉眼に移植されているような感じです。

学生のころは僕も一眼レフで遊んでましたが、機械屋に生まれたくせになぜかメカに弱く扱いこなすとこまではいかなかったんですが、こうしてプロにお願いする度に多少の要望を伝える必要があり、自分ももう少し日常でファインダーを覗く機会を増やさないとなぁと痛感した次第。
デザイナーと退治する時も同じことが言えるのかな。

今はまだ自分の作品を通して得た経験や感覚だけで直感的に意思表示するのがやっとで、それだけで充分と言えば充分なんですけど…

やっぱりいつかは自分でもちょっとした物撮りならできるようにまた挑戦してみようかという気持ちが沸いてます。
昔からの憧れでもあるし。




この他にも電気器具系などいろいろと同時進行中です。

今回は量産にあまり時間を使わず、展示空間を作ることに専念することにします。
定番の器は在庫が少しあるので少しの追加で問題ありませんが、ランプシェードは新作披露を最優先して受注という形で対応することになりそうです。
どうかご了承ください。

1.17.2014

打ち合わせ。そして個展の日時決定!




先日お伝えした日本橋茅場町の「森岡書店」さんでの初個展は、
2月17日〜2月22日(13:00〜20:00)に決定致しました!

あと1ヶ月!!

ライトウェアをメインに空間構成する予定です。
さぁ気合い入れていきます。
展示用のスタンドが今のところの大きな課題ですね。

森岡書店

東京都中央区日本橋茅場町2-17-13 第2井上ビル305号

東京メトロ東西線・日比谷線

茅場町駅より徒歩3分


1.11.2014

応援 (半分心配)して下さっている皆様へ



あけましておめでとうございます。

気がつけばもう2014年。
東京に出てきて15年も経ちました。

人生は案外長いような気がします。

多忙な人ほど人生は短く感じるのだと思いますが、自分はどちらかというと表立った発表はせずにただひたすらアトリエに籠って自分のペースで作品と向き合う事に専念してきたので、目まぐるしさとは程遠いゆっくりとした若かりし頃を辿っている最中なだけかもしれません。


こんな事書くと「そんなにのんびりしていていいのか?!」と言われてしまいそうですが、ひとつ確信しているのは今までの生活スタイルや時間の使い方があってこその今の作品だということ。

もし大学卒業後にがむしゃらに展示をこなすようなペースで来ていたら、きっと今の作風とは違うものになっていただろうなと。(それはそれで興味はありますが…)

一つの器をじっくり咀嚼して、旨味の奥に潜む深みを探し出し味わうためにはそれなりの時間が必要だったんです。
そして今はその"深味"の元がある場所までは突き止めたかな?という感じ。
まだまだ氷山の一角ですが。


安心して頂きたいのは、今後の制作は今までのように何年も遠回りする必要は少なくなるということ。

これからは他人のそれではなく自分が一歩一歩刻んできた"轍"という道標を頼りに辿っていき、今度はそこをしっかりとした道にしていく。
10年かかった道も今では駆け足で2ヶ月もあれば迷わずに正確に目的地近辺までは到達できる自信があります。

1ヶ月ではまだ自信がないというか、急カーブで曲がりきれず崖から落ちるんじゃないかと。確実に。



こんな話をするのも、実は2ヶ月後の2月下旬に日本橋茅場町にある「森岡書店」さんで個展を開催させて頂くことになったんです。
正確には2ヶ月切っています。

森岡書店さんを知らない方は「本屋さんで個展?」と不思議に思うかもしれませんが、ここは本当に素敵な空間でギャラリースペースもあるんです。

僕も昔から気になっていた憧れの空間です。

今日決まったばかりなので他に平行してやっている仕事とのバランスをどう取るかまだ整理はついてませんが、
とにかく今年はやれるだけやる!でも家庭は大切にする!家賃はちゃんと払う!をモットーにがんばります。
( モットーって最近までモットウっていう日本語だと思ってました 笑)


5月のGWには渋谷の「ギャラリー  ル・デコ」でのグループ展も予定しているので、今年の夏頃には人生って短いなぁってボヤいてそうです。

でもちょいちょい息抜きはしたいな。


そんなこんなで、みなさま今年もどうぞ宜しくお見守りください!